Smart Contract Japan ブロックチェーンハッカソン に参加

Smart Contract Conference 2016 (スマートコントラクトカンファレンス)に続き、7月27日から2日間連続で、渋谷のイベント&コミュニティスペース「dots」で開催されました ブロックチェーンハッカソンについて、触れたいと思います。日程は続いたものの、カンファレンスとハッカソンは別開催であり、事前登録さえあれば参加料金は無料。私自身は以前から興味はあったものの、チームメンバーとして実際ハッカソンに参加したのは、今回はじめての経験でした。

初日の午前中は、BlockApps など技術的な視点に踏み込んだレクチャーもあり、カンファレンスからハッカソンの流れで、参加された方は理解を深められ、モチベーションが高まったというのが率直な感想です。お洒落で雰囲気の良いイベント会場で、様々な専門家によるサポートをうけられて、ブロックチェーンに興味があった人、特にサービス開発に関わる人にとっては満足かつ貴重なイベントになったのではないでしょうか。参加した知人からは簡単なコントラクトをかいて、どういうものなのか把握するのにとても役立ったという声がありました。 

  • 実際にブロックチェーンを活用したアプリケーションを作ることが目的。実装環境は、Microsoft 社が提供するクラウドサービス Azure (あるいはローカルコンピュータ)上に BlockApps STRATOを利用した Ethereum ブロックチェーンプラットフォーム環境構築が前提になる。
  • ハッカソンは、40-50名の参加者が8チームに分かれて、それぞれのチームがアイデアを持ち寄って絞り込みブロックチェーンアプリケーションを開発。そこまでいたるのが難しい場合には、企画内容をプレゼンする。
  • 言葉の壁があるものの、ハッカソンのサポートは、Ethereum に詳しい Concensys 社10名以上、Blockapps 開発者ら、Microsoft 社の豪華メンバーが会場におり、フレンドリーかつフランクに相談してアドバイスを受けやすい環境にあった。

開始前、私は Ethereum の開発環境の構築はやや敷居が高くほとんどのチームはそこで戸惑う可能性があると考えていました。一般的なハッカソンは時々開催すると聞きましたが、考えていたより Azure 上での環境構築が簡単だったことに加えて、利用環境を一時的に提供していただいた Microsoft 社のサポートが本当に良かったと考えています。また私は都合で参加できませんでしたが、毎週開催している同団体の勉強会にて、1ヶ月程前からハッカソンの進行を話し合っていた様子で、流れを理解している人が多く参加していたため、コミュニケーションを助けた部分もあると考えています。

Smart Contract Japan ブロックチェーンハッカソン 2016(ピッチのみ)

※.一部トラブルがあり、カメラが止まって撮影できなかった時間帯があります。

 

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