Automattic社と WordPress をめぐるビジネス
最近、ブログソフトウェア WordPress の記事ばかりですが、今春4月にイベント WordCamp 2009 があるので、興味ない方々も少々ご容赦くださいませ。さて、創始者の一人 Matt については以前記事に書いたので、今度は Automattic 社について。まず初めになぜAutomattic社は「t」が重なってるのかって気になりません?
何をしている会社か
ブログサービスの Wordpress.com の運営会社であり、オープンソース・ブログソフトウェア・プロジェクトの Wordpress.org を膝元に置いている。それらに WordPress サポートフォーラムで利用されている BBPress とういうソフトウェアも合わせて、提供または企業向けにサポートしています。MovableType 有するシックスアパート社と似たビジネスと思うかも知れませんが、創始者の一人 Matt はオープンソースプロジェクトがソースコード提供から利益をあげることに反対している点で以前は大きく異なっていました。但し、昨年12月に シックスアパート社は MovableType オープンソース化を発表しており、WordPress を強く意識した結果と言われています。昨年 Automattic 社の1人と話したところ、米国内外問わず大規模なプロジェクトにも対応している様子。
一番の収益源は最強といわれるスパム対策サービス「Akisnet」を筆頭に、コメント機能拡張のための「IntenseDebate」、リサーチ機能拡張のための「PollDaddy」、Twitterのグループ版的な「Prologue」、アバター機能の「Gravatar」などブログプラットフォームに関係の深い複数プロジェクトを推進している。どうしたらブログサービスがもっと楽しく便利になるかしか考えていないように感じますけど。。。
どこに拠点があるのか
驚くことに Automattic はヴァーチャルカンパニーつまりは本社事務所はありません。一般的な企業がこぞって一等地に会社を置こうとするなか、30~40名の従業員が自宅で作業を行い、年に数回だけ会社として集まるという”あり得ない”会社。オープンソース・ソフトウェアのプロジェクトをそのまま企業にしたような印象があります。創始者の1人である Mutt は彼のブログを読むと分かるのですが、イベント WordCamp 等へ参加しながら世界中を旅行するよう仕事していたりします。
ただ残念に思うのは、今までは日本とは縁が少なかったように感じることでしょうか。Automattic社には日本人のスタッフはいないし、アジア周辺で幾度か WordCamp も行われていますが、あくまで英語圏が中心。今後、この流れが変わっていけば良いのにと思っています。
<参考リンク>
そうそうきっとAutomattic の「t」が重なってる理由は、Matt が自身の名前を刻みたかったに違いないと推測しています。



“あくまで英語圏が中心。今後、この流れが変わっていけば良いのにと思っています。”
否、その流れを変えていくのは、CMSソリューションズを筆頭とした我々ではないでしょうか。
我々で変えていきましょう。
(今年こそ、WordCampに行きたいなぁ)
近藤@あすまるさん(敬称略)
きっとお忙しいと思いますがコメント有難うございました。
応援を兼ねて WordCamp はビデオ撮影担当でお手伝いするかも知れません。ただ WordPress は国内のビジネス視点では課題も少なくないように感じます。筆頭ちょっと厳しいかも知れません。
スイマセン m(_ _)m